第九話 弐人の召喚師

筑土町-異界・晴海町-異界・銀座町
 さて、ラスプーチンに飛ばされたライドウ君。
飛ばされた先は・・・筑土町?
おやおや、大過なく戻って来れましたか、と安心したのも束の間。
「キョシヌケー」が口癖のエリートパイロットのような傷はあるものの、
それ以外は自分と同じ顔をした男に出会います。しかも挑発的です。


 ヤタガラスの使いに仲裁に入ってもらい、落ち着いて話をしてみると、
どうやらライドウ君は平行世界に飛ばされてしまったようです。
スカーフェイスの彼は、ライドウ君の同一存在ということですか。


 さて、どうやって帰ったものか、と悩むライドウ君に、
ヤタガラスの使いからあっさりと帰るすべが伝えられます。
どうやら、試練と銘打って便利に使われることが代償となるようです。
とはいえ、その程度の手続きで軽々と世界移動とは・・・凄いな、デビルサマナー